
Field report2009
2009.12 冬のニジマス チライマン
毎年の恒例行事となりつつある冬のニジマス釣行。本当に昨年はこの時期から春の雪代のタイミングまで定期的に通った。単にデカいニジマスが釣りたいとか、北海道の厳寒期は釣りが制限されるに仕方がないからでは、決してない。私のこの釣りにおいての一番の興味は厳寒期のニジマス、【情報やデータがほとんど何も無いものへの挑戦】と言う、根っからの個人的開拓精神から成るに他ならない。そして昨年はそれにより多くのことを学び、そして多くの仮説が自身の中で生まれた。
例えば、ニジマスはアメマスと同じかそれ以上に低水温に強く、更に絶対低水温においてもアグレッシヴにファイトする。厳寒期2月の水温1.5℃時にキャッチしたニジマスはヒットした瞬間、なんと9回もジャンプを繰り返した、まさに強者だった。
そしてそのニジマス、私の通うエリアに限ったことを言うと、晩秋から河に上りいつものエリアに刺さり、産卵期を過ぎる春の雪代終焉まで移動しないでこのエリアにとどまる。

更にこのエリアのこの時期のニジマスはほとんど全てがデカい。小さくても40cm弱、私が釣り上げた最大サイズは62cm。アベレージは50cm前後と言ったところだ。
上に述べた特徴はある存在が一つのキーポイントになっていると私は仮説する。それがこのエリアに棲息するベイトの一つ“ワカサギ”の存在だ。ワカサギと言っても年内魚である若魚。この河のワカサギ、どうやらこのエリアで産卵しているようだ。以前はこの河の上流にあるダム湖の放水でダムから流されてきたと考えていたが、先日とあるプールでこの若魚の群れを発見し、そう思うに至った。つまりこのエリアのニジマスはベイトとなるワカサギが存在し、“越冬”する必要が無いと言うことなのだ。食べ物が豊富にあり、ワカサギを鱈腹捕食したニジマスは、おのずと体高ある体力に長けた個体が集中して棲息していると言うことになるだろう。水温の低さは体力ある個体にはほとんどハンディにはならないと言うことだ。
あくまでも個人の見識からくる仮説なのでそれが全て正解とは言わないが、私の中ではそう考えるのが自然となる。まだまだ未解明な部分は多々あるが、まずは行って試してみないことには始まらない。そう言う意味で今期は少し早めの11月下旬からデカニジ釣行をスタートした。
まずは現地到着。水質はやや濁っているが、このぐらいは許容範囲だ。早速釣りを開始する。結ぶルアーはワカサギカラーのシンキングミノー。50mmと言うまさにこのエリアの若魚にマッチするサイズだ。更に私はこのミノーにあるひと工夫、小細工を施す。それは誰もがやらないであろうミノーのリップをわざと折ると言う作業だ。理由は単純、それは更なる釣果を上げるために他ならない。
リップを折る。そしてベリーにショットをかます。それで終了。これで半身自作のリップレスミノーの完成となる。
アクションはただ巻きスローのみ。肝心の動きは市販品にあるリップレスミノーに引けを取らぬ綺麗なウォブリングを演出する。それはまるで、若魚が表層をユラユラと頼り無さ気に泳ぐそれと非常に良く似ている。違和感の無い演出、実はこれがなかなかの好釣果を運んでくれるのだ。
早速その魔力に惹かれ、たまらずバイトしてきたようだ。この釣りはただ巻きなのでアタリが少々変わっている。ドカッとくるのもあるが、大抵はグッと押さえ込むような、リールの巻きを強制的に止めるような感じ。この根掛かりのようなアタリがヒットとなる。
その次の瞬間大きくアワセを入れる。グワングワンと首を振るのがロッド越しに伝わってくる。多分アメマスだろう。やや強引に寄せた魚を確認すると、やはりアメマスだった。
このエリアにはニジマスの他、アメマスと巨大なウグイが棲息する。寒くなればウグイは消えてしまうが、アメマスは厳寒期でも元気印で恰好のターゲットとなる。
それからはアメマスが飽きない程度に釣れた。最大が57cmと60cmには少し足りないがこのエリアではなかなかのサイズだ。
更にポイントを叩きながら上流に進むと、昨年よりも規模が段違いに大きくなった巨大なプールにたどり着いた。
ここで迷わずサムライ70HW・チャートゴールドに結び直す。この様な巨大なプールでは、なまじかの重さのミノーでは勝負にならない。水質も若干の濁りなので、チャート選択は当然のことだろう。そのサムライを思いっ切りフルキャストした。プールの2/3は届いたか。それでもまだ未開の距離があるまさに小規模なリザーバーの様だ。
着水してすぐ糸フケを取りリトリーブ、まずは魚の確認をと思った瞬間、
『グッ!!』
とサムライが押さえ込まれた。すぐにアワセを入れたが乗らず。そのままリトリーブしているとまたしても『ググッ!』と押さえ込まれた。どうやらこれは乗ったようだ。ロッドがグワングワンとお辞儀している。アメマスだ。


そこからワンキャストワンヒット状態となった。しばしアメマスと戯れる。次に少しリトリーブパターンを変えてみる。ただ巻きから、底を意識するようにトゥイッチ&ストップを入れボトムにアピールする。この時期のニジマスは経験上底を転がすとヒット率が格段に上がる。ボトム域の居心地が良いスポットに定位しているようだ。一方アメマスはウロウロと回遊しているパターンが多い。このエリアに限ったことではあるが、それなりに多少の釣り分けが可能と言うことだ。
サムライが水底に大岩がうっすら見えている場所を通過する。次の瞬間、『ドカッ!!』と今までのアメマスとは全く違う力強いアタリがきた。すかさずアワセを入れる。それに呼応するようにいきなり走り出した。やや緩めのドラグが容易く出ていく。それでニジマスと確信した。ドラグを上げ、少し強引に勝負に出る。それにしても走るわ走るわ。アメマスのそれとは全然比較にならない。しばしの綱引きの後、魚が徐々に寄ってきた。そろそろ姿が見えるころだが…
「やっぱりニジマスだ!ついにきてくれたか!!」
そして無事ランドアップ。50cmには少し届かないが、見事なプロポーションのニジマスだ。
そこからはアメマスとニジマスが2対1の割合で、まさに確変モードでヒットした。約2時間ずっと同じ立ち位置でキャストして、ずっと釣れ続けた。その巨大プールではアメマスが最大55cm、ニジマスは最大53cm。数は数え切れない程釣り上げた。
しかし、ニジマスは数こそ出たが60cmを越えるスーパーサイズはついに現れてはくれなかった。バラしも多々あったが、その中にそのサイズが居たかもしれないが。それは次の釣行のために取っておこうか。冬のデカニジは今始まったばかりだ。
後日今期一番の56cmがでた。(写真上右側)
道東イトウの釣果写真を送って頂きましたので掲載します。(管理人)

Angler RYU SAMURAI90EXチャートバックオレンジベリー
道東湿原河川の貴重なイトウを一日で2本も釣られたそうです。
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2009.9 秋のニジマス チライマン
今回の同行者は私を含めて4人。お馴染みの酔釣氏とショウタ、そして大釣友のイセリ氏と言うメンバーだ。
ダムサイドに到着。4人同時進行にはかなり無理があるゆえ、二手に別れダムの周囲を叩き釣りする。酔釣・イセリ組、私・ショウタ組と言ったパターンだ。
我々はダム右手から侵入、いきなりこのダム最大のポイントとなる大型ワンドにぶち当たる。しかし本音を言うとここは最後に叩きたかった。私の予想では朝一はニジマスの活性がすこぶる低いと見ていたからだ。案の定、いつもは果敢にひったくってくるニジマス達がほとんど全く出ない。その中、ボトムを意識してのらりくらりとスプーンを引いていたショウタにヌメッとしたアタリがきた。本人はゴミでも引っかかったと勘違いするほどの引き。引きと言ってもほとんど抵抗せず、ただただ巻きに身を任せていると言った感じか。目の前まで寄せた時に始めてそれがニジマスだと確信出来たぐらいだ。40cmぐらいか。ランディングでバラしてしまったが、今年も魚が健在だと言うことが分かりホッと一安心する。
そして日が上ってくる。そのタイミングを皮切りにニジマスのアタックが頻繁に出るようになってきた。アベレージサイズは42・3cmってところだろうか。
ダムのインレットに到着。毎年コンスタントに魚が溜まっている第一級ポイントの1つ。酔釣・イセリ組も到着。
インレットは泥地だが、川の流れで出来たスリットが渓底を要して数本形成されている。スリットに沿うように流れが入ってるため、ニジマスはその間に刺さっているケースが多い。意識をスリットの際に集中してミノーを通すと…
『ビュンッ!!』といきなり際からニジマスが襲いかかってきた。セオリー通りでの会心のヒットはルアーフィッシングをしていて最もエキサイティングな瞬間だ。
このインレットにはニジマスがかなり溜まっているらしく、数釣りが出来た。
実はこのようなインレットはこのダムにもう一つ存在する。そこにもかなりのニジマスが刺さっていて、50cmを超える大型も必ずと言って良いほど入っている。先のインレットと違うところはそのインレット自体が入江のドン深になっていて、魚はそのボトムにへばり付くパターンと言うこと。
もれなくそのポイントに到着した。もちろん、狙い目はボトム中心。肉厚あるやや重めのスプーンに結び直し、リフト&フォールで底にへばり付くニジマスを直撃する。
一旦底まで落とし込み、次に瞬発的なジャークで魚を誘い、リアクションバイトに持ち込む。
『ドカッ!!』
してやったり。ヒットだ。ここのアベレージサイズをキャッチする。
その後デカニジは出なかったが、ここでもニジマスを量産した。釣れ続けてキリがなく、型も下がってきたので次のポイントに移動。
実は今回の釣行で私が一番やりたいと思っていたポイント、ダムサイド&橋脚周りのドン深エリアだ。
【デカいニジマスは必ずこのような場所に着くはず】
特に橋脚周りギリギリの通称“壁際ポイント”。使用するルアーはこれと決めていた。
【サムライ70マッディブラック】
全身全て黒でフックも黒。私はフックもボディの一部と認識しているからフックカラーを意識するのは当然と言えよう。それはリザーバーに棲む彼らのベイトとなるドジョウやゴリを意識したまさにマッチ・ザ・ベイトパターンとなる。私はこの釣りがしたかった。
サムライを橋脚ギリギリを通過するよう奥のピンにロックオンする。最初の一投に念を込め、ロングピンポイントキャスティング。いい感じで着水し、数秒フォールさせた後、ゆっくりただ巻きをする。
このような橋脚際は魚がサスペンドするパターンが大半のようだ。以前観た番組でバスやチヌが橋脚際にステイしている映像を観た。よほどこのような場所が好きなのか、大抵は大型の個体が着いていた。ニジマスもしかり、私のイメージでは橋脚際のあまり深くない場所に彼らがサスペンドしていると読んだ。ゆえに数秒のフォールの後、ゆっくり巻き始める。一方サムライは魅惑的なウォブリングとそれに連動されたフックが絶妙に連携し浮遊するドジョウを演出する。そして橋脚際に入った。「出るならここだ…」
『ガツッ!!』
会心のスマッシュヒットだ。がしかし、次の瞬間フッと軽くなった。バラしたのだ。
しかしサムライはまだ泳ぎ続ける。そして2箇所目の橋脚を通過する次の瞬間…
『ガツッ!!』
またしてもヒット。ワンキャスト2ヒット…が、またまた軽くなった。またしても痛恨のバラし。
引き味とロッドから伝わる重みで二本共デカニジと確信したが、共にバレてしまった。
その後はヒットはするがバラし連発、ショウタも軽く50cmはあろうニジマスが手前までチェイスして果敢にアタックしてきたが、乗せ切れず。お互いアベレージサイズのニジマスを私はマッディブラック、ショウタはピンクバックでゲットしたが、デカニジは遂にキャッチアップすることは出来なかった。
それでもここの魚は魚影濃く、ヒレピン、ファイトも一級、アベレージサイズもそれなりなので非常に満足いく釣行となった。
酔釣氏・イセリ氏も数を出し、イセリ氏に至っては昨年に続き50cmオーバーを叩き出した。
そろそろ晩秋。あの本流域に潜む冬のデカニジにも意識していこうか。
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2009.6〜 釣果報告
久しぶりにレポートを更新、と言ってもここ三ヶ月のあらすじ程度ですが。
6月は2泊3日で道北へ、ターゲットはもちろんイトウ、今回も色々なドラマがありましたが結果はイトウ2本のみ、しかしイケナイ魚は毎日釣れましたのでここまでサクラは連帯率100%です、北海道では川で釣ってはイケナイ魚なので今回は釣果とは言えませんが、今年これまでの道南、道東の海サクラ、湖での釣果については90EXとサクラマスの相性の良さが現れていると思います。


7月は120EXのテストを兼ねて2回ほど地元の海アメ釣り、今年は天候が悪く厳しい条件の中の釣りになってしまいあまり良い釣果は得られませんでしたが肝心の新型120EXは納得のいく物に仕上がりました、年内11月頃には発売できるよう準備を開始しています。
そして8月初めて道北のカラフトマスを狙いに行ってきました。SAMURAIで釣ってやろうと頑張りましたがあえなく撃沈、結局仲間が釣ってたスプーンを借りて釣るもスレのみ。夜は仲間達と焼き肉したりとても楽しい釣行でしたが、写真は撮れずに帰宅しました。そして帰宅翌日メールチェックするとお客様から釣果写真が届いていたので確認すると、まさにグッドタイミング!90EXを咥えたカラフトマスの写真でした、そんなこんなで今回はその写真を掲載させて頂くことにしました。
Angler MASAYAN 道東サーフ カラフトマス
これまであまりお客様からの写真をホームページに掲載することはありませんでしたが、今後もし良い写真が撮れた場合にはメールにてお送り頂ければ可能な限りホームページ上で紹介させて頂こうと思います。
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2009.5 ダム湖釣行プチ報告
今年3度目の釣りは地元ダム湖へ。釣友と共に午後からのスタート、狙うはこのダム湖のモンスターブラウン、記憶は定かではないがたぶん5年ぶり位に訪れた、地元ではすっかり海人となってしまっていたが元は湖が大好きだったので久しぶりの湖の釣りはとても新鮮だった、結果的には小型のサクラとアメマスを1尾ずつで終了。

4度目は翌週同じダム湖へ。このダム湖のエキスパートの方と早朝からの釣行、色々とポイントなどの話を聞かせてもらい、だいぶイメージを膨らますことができた。この日は夕方まで粘るもブラウンは釣れず、アメマス、サクラマスを1尾ずつにウグイが5尾だった。これから少しずつこのダム湖を攻略していく楽しみができた。でもやっぱり熊は怖いのでどこまで頑張れるかは不明(笑)写真は90EX新色のチャートバックオレンジベリーでの釣果、因みにセルテートハイパーカスタムについてるのは、最近お気に入りのカリン白にちょい赤のノブ、シーマXとの相性も抜群。
タックル
ロッド:ダイワ シーマX862HFS
リール:ダイワ セルテートハイパーカスタム3000
ライン:バリバス ビッグトラウト12LB
ヒットルアー:SAMURAI90EX チャートバックオレンジベリー
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2009.5 道東太平洋 海アメ、海サクラ

今年2度目の釣行は地元のサーフへ。現地到着は丁度昼の12時頃、ある程度ピンポイントで時間帯を狙い打つ。
最近はSAMURAI90EXでのスタートが定番、後は道東サーフなら70HW、120プロトをピンク中心にナチュラル系カラーを交えローテーションしていく。
夕方まで約4時間、結果から言えば海アメは最大50クラスを5本程度とあまり振るわず、引きも夏のものと比べると格段に弱い。後は小型のサクラマスが1尾。アメマスに関してはかなりの回数追いを確認したがヒットさせたのは10分の1程度ではなかと推測する。サクラマスはまだ時期的に、よほどタイミング良くなければそうそう数を望めない、サイズも小型が中心なので本番はまだだいぶ先だ。
それから新型120プロトのテストも引き続き継続しているのですが、元々ベースが120EXなだけに良く釣れます、しかしながらキャスティング面でもう一つ納得が行かない、お待ち頂いている方には大変お待たせして申し訳なく思っておりますが、どこで折り合いつけるか・・・、もう少しいじりたいので今しばらくお待ち下さい。
タックル
ロッド:ダイワ モアザン ディスタンスマスター
リール:ダイワ セルテート3000
ライン:ファイヤーラインクリスタル25lb
リーダー:25lb
ヒットルアー:SAMURAI120EXUピンクバックプロト
SAMURAI90EXピンクバック、ブルーバック
SAMURAI70HWピンクバック、サーモンベイベー
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2009.4 日本海 海サクラ MASAKI
ありえな話なのだが、今年シーズン初めて自分の車で島牧へ向かった・・・。
公私ともに忙しく自分自身ほとんど釣りにいけず、なんとも言えないテンションで現地に到着し朝を待つ。
早朝、目的のサーフに目をやると結構な波高、これはダメだとウネリが落ち着くのが早いサーフへと移動。
遠浅のサーフでは思い通り理想的な波だが、一歩遅れたのが致命傷、すでに20人近い釣り人が釣りをしていた。
間に入りキャストを開始。ルアーはサムライ90EXピンク。
キャストを開始して10数分、反応は早かった。
90の特徴の一つである飛距離を生かし遠投し数回巻いたところでヒット。
40センチ、少し可愛らしいサイズでフッキングも浅かったのですぐにリリース。
混雑の割にヒットがあまり見られないので思い切って移動。
先日、チライマン氏、デカマス氏が入釣したあの磯場だ。今日も波っけはちょうど良く期待が高まる。
とりあえず岩場で自分の中で基準となるホッケのあたりを探すため30gのメタルジグをチョイスしボトム近辺のジャーク&フォールで探りを入れる。
何度かあたりがありやっとヒット。
!?ホッケじゃない? なんとサクラマスヒット。
このパターンでもう1匹追加し波が高くなってきたので休憩をとり午後の部。
午後からは夕方波が落ち着くまで風裏となる磯に入る。
ここは比較的水深が浅いので90EXのカラーローテーションでさぐっていく。
ピッチの早い動きで戻ってくるルアーの後ろに時折サクラマスのチェイスが見えグリーンをキャストした直後ようやくヒット。
しかし40センチクラスと小さい。
チェイスしてくる魚も小さいので午前中の磯場に戻る。
何故反応があるのにそこまで移動するのかと言うと、今シーズンもう一度こられる可能性が低いから。
なんとか限られた時間で納得して帰りたいという思いが強かった。
到着すると波は最高の状態だったが時間はすでに5時。
まず、朝ヒットルアーとなったジグをキャストするがホッケのあたりが明らかに少ない。
光量が減りアピール不足と判断しサムライ110HWピンクをセレクトし着水後10秒ほど沈めウネリの影響を受けにくいやや深めのレンジを探る。
フッキングはしないがホッケ達の生命感を時折感じられ手前20mくらいのところでヒット!
グングンとローリングするファイトから一気にジャンプ・・・・サクラだ。
波が高く一人ではタモ入れできる場所まで行けないので強引に抜きあげ。
62センチ3.2キロやっと納得するサイズがとれた。
一度車に戻り所要を済まし再度キャスト開始。
同じく深めのレンジを意識しスローで探るとすぐにヒット。直後にさっきより良いサイズと確信。
慎重にフッキング位置を確認すると奇跡の上あご貫通の様子。
ためらわず波に合わせ抜きにかかる。
64センチ3.4キロ顔を見る限りオスのサクラで厳つい顔つきになんとも言えない達成感。
ウネリが強い状況下でも安定したレンジキープ力を持ったサムライが引きずり出してくれた一尾。
家を出る時に家族に言われた3キロオーバーのサクラ1匹とホッケを5匹、目標達成。
楽しい食卓になりそうだ。
タックル
サーフスターアローズ レラカムイ103M
ステラ3000HG
ファイヤーラインEXT1.2号
ファイヤーリーダー25lb
ヒットルアー
SSP30g玉虫アワビ
サムライ90EXピンク、グリーン
サムライ110HWピンク
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2009.4 日本海 海サクラ チライマン
地元に居ながら、すっかりデカマス氏に先を越されたサクラマスレポ、今回は自分が主役とばかりに得意とする寿都の岩場ポイントに行ってきた。
現地到着してまずは驚いた。この界隈のアングラーの数。その数目線でざっと10名以上。昨年までは気心知れた仲間以外全く居なかったサクラアングラー、メディアアップによる影響なのか、いやはや恐れ入ってしまった。
ポイントがいずれ知れ渡るのは致し方ない。ただ、心残りなのはこの界隈で三度確認したモンスタークラスの海アメマス、それをとうとう手中に収められなかったことにつきる。実は今シーズンもこの界隈で、ミノーではあるが、71cmのアメマスをキャッチすることが出来た。70オーバーはもはや恒例行事の一つとなったが、やはりモンスタードリームが口惜しい。多分私のモンスターをキャッチするためのメソッドが違っていたのだろう。正直敗北感でいっぱいだ。
さて、気を改めて空席だった実績ポイント大岩右端に入る。
波は推定1.5m程度。北風が少し入る影響と前日からの余波のため、波の表層がうねりなかなか気合いの入った高波が数分に一回岩と砕け合う。これは少々危険か…いつもの乗岩やや後ろにズラした方が無難かどうかしばし波の観察をして確認する。約10分程経過。スプラッシュの最高点が乗岩の後方までは影響しないと判断した。
波と言うのは面白いもので、5〜10分の間に一度通常よりも強くて大きな波が押し寄せる。岩場で釣りの前に必ずしなくてはならないことがこの波の確認作業だ。その強い波が岩場のどのあたりまで影響しているのか、それによってそのポイントの立ち位置が決まる。もしこの作業を怠ると「今日は波が低いから大丈夫」と言ってる矢先に頭からすっぽりスプラッシュを被るハメにあう。最悪引波に足を吊られて海にさらわれてしまうこともよくあることだ。ゆえにこの確認作業だけは皆さんも行っていただきたいと私は想っている。

まずは朝マズ目と言うことで私のマズ目定番ミノー、タイドミノー175・光沢アルミッシュチューンを結ぶ。薄暗い中、ミノーにヒラを打たせアルミによるフラッシングを演出する。最大アピールを施した後に数秒ステイをさせまたヒラ打ちさせる。このメソッドで数々のトラウトをキャッチしたが、やはり今日もこのフラッシング効果にたまらずアタックしてきた。グアングアンとした引きは多分アメマスだろう。重さはなかなかのものだったので大型と判断、姿を見せたのはやはりアメマスだった。
アメマスを寄せるための寄波を確認する。次の寄波で一気に勝負を決める。そして無事キャッチアップ。66cmの細身ではあるが、斑点の小さいアメマスだった。
日も上がってきたところでいよいよ本番だ。うねりがあり、サラシが広がっているためアピール力があるサムライ90EXのピンクバックを迷わずチョイスする。
アクションとリーリングスピードの関係を知ること。これを知ることがまず基本となり、大切なことだ。私的には、複雑な潮の動きを一番察知出来るジグミノーサムライを持って、私の一番これだとする巻き抵抗感を常に一定にすることを心掛けている。潮の動きが激しくて巻き抵抗が大きい場合はリーリングスピードを遅め、巻き抵抗が弱くなればそれに応じてリーリングスピードを速める。
まずはこれを意識しながらの2投目だった。沖にキャストしたサムライが距離にして半分程にきた時に一度抵抗力が大きくなる区間がある。その潮の流れがある区間に入り、リーリングスピードを弱めた次の瞬間、『ズゴッ!!』と引ったくり系の明確なアタリが襲った。アワセを入れるやいなやすぐにヤツは走り出す。そしてビビビッとくる抵抗を披露、それでサクラマスとほぼ確信し慎重にやり取りをする。サクラマスは口が柔らかいので強引なファイトは極力避けたいのだが、そうせざる負えない場面で事件が起こった。まずは水面に現れた魚を確認、やはりサクラマスだ。次に寄波が押し寄せたのでそれに乗せて一気に勝負を決するつもりだった。だったが、あまりの寄波の速さと、それに呼応したサクラマスの重さが相まったのだろう、私の立ち位置まで瞬時に寄ってきた次の瞬間…
『バキッ!!』
やってしまったと即座に理解した。寄波のパワーに、さらに魚の重さのダブルインパクトで瞬時にロッドが弧を描き、それの限界点を超えた時点でロッドのティップが真っ二つに折れてしまったのだ。
しかし折れてしまったのを悔やむより、魚の方が心配だ。どうなんだ…付いてる。まだサクラマスはバレていなかった。もう一度寄波にそいつを乗せ、再び勝負を決する。波の力を借りてランディングに持ち込み無事キャッチアップ。58cmのなかなか体高あるスパルタンなサクラマスだった。
この後折れたロッドでアメマスとホッケを釣り上げたが、何とも味っ気ナシ。気持ちも既に折れていたので午前中にてストップフィッシングにした。
それにしてもロッドが折れてもバレなかったサクラマス、実は現在サムライ用にと考案中だったフックシステムであった。もう少しこのフックパターンでテストしてフックの是非も検討してみよう。
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2009.04 日本海 海サクラ遠征
今年初釣りは4月までずれ込んでしまった。それもいきなりの遠征で日本海の海サクラを狙いに寿都方面へ行ってきました。
約2年ぶりの日本海への釣行ということで、今回はテスターの畑中氏にガイド役をお願いすることにした。
札幌で夜10時頃畑中氏と合流し助手席に乗り込み悠々ポイントへと向かう。事前の天気予報に若干狂いが生じ現地は風速10メートルを越える強風に加え雨、かなり厳しそうなコンディションだ。とりあえず車を停めて仮眠するが車は揺れるし風の音がうるさすぎてほとんど眠ることはできなかった。日の出の時間を迎えると風は少し落ち着き風速7メートルになっていた雨はまだ降っていたがいずれやみそうな感じだ。
日の出とともにスタートフィッシング、今回はポイントから細かい立ち居地まで畑中氏の言う通りにしたがう、なにせまったく初めてのポイントと経験の少ない岩場ということで手探り状態でのスタートとなった。
まずは定番中の定番90EXピンクバックでスタートすると数投でいきなりガツンとヒット!久ぶりの手ごたえだ!おまけに沖目で掛かったのでファイトが楽しい、手前まで寄せても中々良いファイトをしてくれる、しかし不慣れな岩場でランディングが難しい、苦戦していると畑中氏が駆けつけてくれラインを掴みキャッチしてくれた、幸先の良い50ジャストのサクラマスだった。
これは今日は爆釣か?!なんて甘い考えが脳裏をよぎるもそこはそんなに甘くはなくその後が続かない、そこでテスト中の120EXタイプUにチェンジして狙い方を変えてみると1投目からいきなりヒット、手前でのヒットだったのですんなりよせると小型のサクラマスだった。
2投目もヒットするが乗らず、3投目もヒットこれは乗った、しかしほとんど抵抗なく上がってきたのはホッケだった。
これを最後にまたしばらくあたりは遠のいた、そして元のパターン90に戻すと早速魚が後ろから追いかけてきたが中々食わすことができない、立て続けに何度もサクラマスの追いがあるもヒットにはいたらず、そうしてるうちにそのうち追ってくる魚がアメマスに変わってきた、そして何度目かに70クラスのアメマスが足元まで果敢に追いかけてきてピックアップ寸前、岩に乗り上げながら90ピンクに食いつくも残念ながらのらず、こんな悔しい思いをしながら結局一尾もヒットさせることができずに追いも次第になくなってしまった。

少しモチベーションが下がってきたので座って休憩する、パンを食べたりしながら結構な時間休んで再び同じポイントでキャスト開始、するといきなりサクラの追いを確認目の前数メートルでヒット!キャッチしたのはサイズこそ54だがカッコよい見事な雄のサクラ鱒だった、それからは立て続けにヒットが続き、最終的にはトータルでサクラマス5尾、ホッケ1尾ゲット、時間は丁度昼の12時、帰ったら仕事が山積みだし元々一日で終了の予定だったので満足して半日で終了、札幌へと戻ることにした。 翌日2尾だけ持ち帰ったサクラはとても美味、とくに雄は最高に美味かった。
ロッド:ダイワ モアザン ディスタンスマスター
リール:ダイワ セルテート3000
ライン:ファイヤーラインクリスタル25lb
リーダー:25lb
ヒットルアー:SAMURAI120EXUピンクバックプロト
SAMURAI90EXピンクバック
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2009.1 北海道厳寒期のニジマス チライマン
【厳寒期のニジマス】
一昔前まで、厳寒期のニジマスパターンは“温泉が湧き出る川”や“カルデラ湖”と言った比較的水温が高かったり、水流がほとんど無い止水域が狙うに可能なパターンだと思っていた。つまりニジマスはアメマスと違い厳寒期の極度な低水温に弱く、特に流れのあるエリアでは著しく活性が下がり、釣るには非常に困難とさえ思っていたからだ。しかし私が数年前に開拓したエリアで始まったこの時期の河によるニジマスゲームによって、先に述べたこの一般的な概念は私の中で、良い意味で、脆くも崩壊した。そして冬のニジマスを釣れば釣るほど、様々な新しい発見を垣間見、それが新しいパターンとして私の中で確立していった。
それを実証する年として、今シーズン私は本気でこのテーマに取り組んでいる。その前半戦とも言える12月・1月の釣果は見事私の予想を遥かに超えた素晴らしい結果を導き出した。
師走の奇跡とも言うべき51cm・54cm・56cm・62cmのワンデイラッシュ・レインボー。全て50オーバーのまさに“デカニジ”と言えるサイズの連発。
年始2日には50弱のスーパーレインボー。そして今回意図的にタイミングを大寒直前に合わせた釣行においても期待以上の結果を出すことが出来た。
ただ、私の中で釣果以上に重要視していることがある。結果よりその内容が非常に興味深かったのだ。それを今回はリポートとして紹介しよう。
1月大寒直前。今日は天気予報では曇り時々晴れとなっていた。風もほとんど吹かず、最高気温は−2℃と予報されていた。早速私の釣友である酔釣氏に連絡を入れ、弟子のショウタとそのいとこのユウマの計四名で出陣した。
車内では早速酔釣氏が缶ビールを二缶開けたようだ。ハンドルネームに負けていないのはよいが、《いつも思うのだが》彼は運転を交代する気持ちがあるのだろうか…と言うより、飲んでいる時の方が色々な面でポテンシャルを最大限に発揮してくれるので、私が飲ませていると言うのが本音なのだが。怒らすと恐いので冗談はこれ位にしておこう。笑)
AM10時現地到着。早速準備に取り掛かる。それにしても寒い。あまりにも寒いので気温を計ってみると、なんと−10℃と計測された。
準備を済ませ、ポイントに向かう。ポイント到着後早速、水温計測に取り掛かる。それにしても周りの雰囲気は厳寒期そのものだ。
大半の釣り人はこの無機質感に期待も激減するところだろう。そういう私も−10℃と知って少し引け目を感じたぐらいだ。さて、肝心の水温の方は…
「ヒットッ!!」
私がロッドを出さず、水温計を水に入れている時に突然酔釣氏特有のヒットの雄叫びが静寂で無機質な雰囲気を崩した。
ややフライング気味のヒットに嬉しいやら苦々しいやらで、寄せた魚を確認すると、期待通りのニジマスだった。この一本は釣り人にとってこの無機質感を全て解消させるに値する非常に価値のあるものとなった。それと同時に水温計を観てみると…2℃。氷になる氷点下少し手前の、まさに最大低水温域直前を指していた。年始2日が4℃、それから数日が過ぎ−2℃も低下したことになる。それでもニジマスは元気にアタックしててくれたのだ。
これを見たショウタとユウマも俄然やる気になる。そして次にヒットしたのは私だった。ミノーをダウンクロスで流し込み、ゆっくりと流芯核心部にトレースしたその時、グンッと軽い衝撃と共にロッドが上下にお辞儀をした。ヒットだ。サイズはそれ程でもないか。やや強力に寄せたそれは40弱のニジマスだった。
同ポイントで酔釣氏と合わせて2本出たこともあり、まだ魚は居ると判断、ここをショウタとユウマに譲り、私と酔釣氏は各々別のポイントに移動した。私が次に入ったポイント、どうやらここにニジマスが複数刺さっていたようだ。
ここは地形上ダウンクロスでの釣りはほとんどさせてもらえない。アップの釣りがメインとなるので、アピール力と強烈なフォーリングアクションを持つサムライ70サーモンベイベーを迷わずチョイスした。アップに投げ、着水同時にロッドを立てて糸フケを解消、そしてチョンチョンと軽くトゥイッチをする。イメージは“ボトムを転がす”だ。
その1投目からコンタクトがあった。水流に乗って流れていたラインが止まる。違和感を感じたので軽くアワセを入れるとグワングワンとロッドがしなった。追いアワセをかましたが、その瞬間フワッと軽くなった。バラシ。その後同じようなバラシを2回喰らい、4度目のアタリで魚を乗せた。ここからだ。ここから驚異の抵抗が始まった。
もう一度念を押すが、この日はAM10時の時点で気温−10℃、水温2℃の厳寒期真っ只中。この状況の中、私の操るサムライに食らいついたその魚はこの水温、この圧い流れに逆らっていきなり上流に猛ダッシュしたのだ。しかもその泳ぐスピードは夏の最盛期のニジマスと全く引けを取らないものだった。更にそれだけではなかった。動きを押さえつけ、これ以上泳げないと分かるやいなや、そいつは伝家の宝刀“エラアライ”を、しかも二回繰り出したのだ。まさにテールウォークと言っても良いだろう。もちろんそいつはニジマス。これには私も、そして見ていた酔釣氏も驚いた。
『ひょっとしたらニジマスはアメマスと同等、いやそれ以上に冷水に強いかも知れない…』それを裏付ける猛ファイトであった。
そのファイトをかわし、無事ランドアップしたそれは50弱のオビレの立派なネイティヴレインボーだった。
ショウタもこのポイントでスーパーサイズをヒットさせたようだ。彼のやり取りは観ていなかったが、それを観ていたユウマと彼は揃えて言う。
「ヒットした瞬間、上流に一直線に走り出した。それを押さえつけることはオレのタックルでは無理だった。しかし明らかに今までにはないサイズだったと思う。」と。
ニジマスラッシュは更にこの後も続いた。ダウンクロスで流したミノーにドカンと引ったくるようなアタリは50弱のやはりレインボー。ユウマも30上のニジマスをキャッチ。ショウタは暴れに暴れた43cmの太いニジマスをキャッチ。最後の〆として酔釣氏が45cmの超メタボリックな、まるでヘラブナのようなニジマスをキャッチした。あまりのファイトと重さで確実に50オーバーと信じて疑わなかったと語る。
結局トータルでニジマスを8本とアメマス3本の計11本のトラウト達と、この厳寒期に、出逢うことが出来た。ちなみにバラシた数はそれの2〜3倍はあっただろう。
厳寒期にあえてレインボー。決して偶然釣れたのではなく、狙って釣ることが可能な魚、“真冬のターゲット”として私の中でニジマスは位置付けられた。
このエリア以外にも気になるエリアが最低あと2つある。この調査はまだまだ続くだろう。